ミャンマー珈琲販売の原点、現地で運営するカフェのお話。続きです。
南シャン州、高原のリゾート地として有名な観光地のカローで小さなカフェをやっています。2016年にオープンしてもうすぐ6年です。コロナそしてクーデター後の厳しい状況が続くミャンマーですが、おかげさまで今も何とか店は続けています。
当時カローには、何年も前から放置していた木造2階建ての小さな民家がありました。少し町からは離れた場所でしたが、そこはトレッキングに行く外国人観光客やローカル観光客に人気のニーパヤー(竹の仏像パゴダ)を訪れる人たちが通る道のすぐ脇だったので、何かお店を開けばお客さんが立ち寄りやすいだろうなと思っていました。
そんな時、ミャンマー祭りがきっかけでここをカフェにしようと思い立ったのでした。
観光客に人気のニーパヤー(竹の仏像パゴダ)
カローの町から少し山の方に入った集落の中にある、ごく普通の農家の民家なのですが、高台にあって眺めは良好、近所からは村人のおしゃべりや子供たちの遊ぶ声が聞こえてきたりして、そんな現地に溶け込んだような雰囲気も悪くない。のどかで緑あふれるこの場所で、地元の豆を使ったコーヒーを楽しんでほしいと思いました。
…続く!
民家の周辺の様子。とてものどかな村です。